「そんな使い方があったのか」と思ったAI小ネタ5選

前回の記事の最後に、「AIや自動化ツールを使った効率化をご紹介する」と書いた。

読んでくれた方の中には、「で、具体的に何をしてるの?」と気になった方もいるかもしれない。

今回はその第一弾。

「AIって難しそう」「自分には早い気がする」——そう思いながら、でもちょっと気になっている。そういう人に向けて書きたい。

難しい話じゃない。特別なスキルも要らない。でも知っているのと知らないのとでは、じわじわと仕事の手触りが変わってくる——そういう小ネタを5つ紹介する。

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目次

1. 返信に困るメールを「箇条書き」で放り込む

「このメール、なんて返せばいいんだ…」と手が止まった経験は、誰でも一度はあると思う。

やってみたのは、相手のメール本文をそのままコピーして、AIに渡すだけ。

最初は「それだけで大丈夫?」と半信半疑だった。でも思いのほかちゃんとした文章が出てくる。あとは自分で少し手を加えるだけでいい。

ポイントは、メール本文と一緒に状況を箇条書きで添えること

・相手:取引先の担当者
・背景:先週の打ち合わせで宿題になっていた件
・返信のトーン:丁寧だけど重くなりすぎず

これを一緒に渡すだけで、精度が一気に上がる。「返信に30分かけていたのが5分になった」——それが正直な実感だ。

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2. 会議前の「論点整理」を30秒で終わらせる

会議の前って、頭の中で「今日の論点はあれとこれで…」とぐるぐるしているだけで終わりがち。

試したのは、会議のテーマと参加者をAIに伝えて、「この会議で押さえるべき論点を整理して」と聞くこと。

テーマ:来期の売上目標の設定
参加者:営業部長・経営企画・自分(売上管理担当)
時間:30分

出てきたリストを眺めながら、「あ、この視点は準備できてなかった」と気づくことが意外と多い。

会議前の準備が整うと、発言の質が変わる。発言の質が変わると、周りからの見られ方も少しずつ変わる。地味だけど、積み重なるとデカい。

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3. 上司への報告文、トーンを指定して一発で出す

仕事の報告文は、中身よりも「どう伝えるか」で印象が変わることがある。

やっているのは、報告したい内容をざっくり書いて、トーンを指定して出力させる方法だ。

内容:今月の売上進捗。目標比90%。主因は○○。
トーン:数字を強調しつつ、焦りを感じさせない落ち着いた文体
文字数:200字以内

最初は「AIが書いたっぽくならないか」と心配していた。でもトーンをちゃんと指定すると、自分らしい文章に近いものが出てくる。あとは少し手を加えれば完成だ。

「言葉選びに悩む時間」が、ほぼゼロになった。

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4. 自分の「判断基準」をAIに覚えさせておく

これが最近いちばん気に入っている使い方だ。

最初に「自分がどういう視点で物事を考えているか」を伝えておくと、それ以降の回答の質が変わる。

私は会社員として売上管理に携わっています。
判断の際は「数字の根拠」と「現場への影響」を
常にセットで考えるようにしています。
このことを踏まえて、以降の質問に答えてください。

これを冒頭に入れてから相談すると、回答が「自分の思考に近いもの」になりやすい。毎回ゼロから文脈を説明しなくていいので、やり取りのテンポが上がる。

使い込むほど「自分専用のアシスタント」感が出てくる。これが地味に気持ちいい。

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5. モヤっとした悩みを「壁打ち相手」として使う

最後は、少し毛色の違う使い方。

「なんかうまくいかない気がするんだけど、何が問題なのか言語化できない」——そういうとき、AIに状況を話してみることがある。

「解決してもらおう」というより、「整理を手伝ってもらう」感覚に近い。

最近、仕事で○○がうまくいっていない気がする。
具体的には△△という状況。
何が問題だと思うか、考えられる原因をいくつか挙げてほしい。

出てきた選択肢を見ながら「これは違う。でもこっちはあてはまるかも」と自分でふるいにかけていく。このプロセスを経ると、モヤが「言葉」になる。言葉になると、動ける。

信頼できる人に相談するほどでもない。でも頭の中だけで考えていても進まない——そういうときの「ちょうどいい使い方」だと思っている。

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まとめ:まず1つだけ、明日試してみてほしい

今回紹介した5つをざっと振り返ると:

📋 5つの小ネタ

① 返信に困るメール
状況を箇条書きで添えて渡すだけで精度が上がる。

② 会議前の論点整理
AIに任せると「気づき」が生まれる。

③ 上司への報告文
トーンを指定するだけで伝わる文章になる。

④ 判断基準の共有
最初に自分の文脈を教えると、回答の質が変わる。

⑤ 壁打ち相手として使う
解決じゃなく「整理」に使うのが正解。

どれも、難しいことは何もない。

「全部やろう」と思わなくていい。明日の仕事で1つだけ試してみる——それだけでいい。小さな体験が積み重なって、じわじわと仕事の手触りが変わっていく。

大事なのは「すごいことをすること」じゃなくて、「今日の仕事を、ほんの少しだけ楽にすること」

その積み重ねが、働き方を変えていく。

別の機会に、これらの小ネタをもっと使いやすくする「プロンプトの型」について書きますね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

建築・不動産系の経営ガバナンス管理をしています。
1人工の作業の効率化、作業の質を向上させたいという思いで
自部署や関係会社の業務改善をしてきました◎

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